花婿が来られる道を整える
(使徒1:7) イエスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。
(マタイ24:36) ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。ただ父だけが知っておられます。
この言葉は私達には奇妙に感じますが、ユダヤの習慣を知るものには良くわかります。ユダヤの習慣で、新郎と新婦が婚約した後、実際にそれがいつなのかは父が定めていて息子にもそれは知らされず、突然そのときが来るのです。
マタイ25章で5人のおろかな娘の話が出てきますが、彼女達が準備していなかったのは単に花婿の到着が遅れただけではなく、その時に結婚式があるかどうか事前にはっきりとわかっていなかったからではないかと思います。
そして、もしかしたら何度も結婚式がこの日だといううわさを聞いては落胆していたのかもしれません。キリスト教史を通じて何度も何度も世の終わりの時について、あるいは訪れる患難について予告する人がいてそのつど裏切られていたかもしれません。
しかし、それでも私達は懐疑的になるのではなく、また警告を妄信するのでもなく、ただ油を備えて準備していなければならないのです。